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空を見上げて

忘年会・送別会

 昨日は、仕事の後、スタッフたちと忘年会に行ってきました。また、その忘年会は、送別会でもありました。この12月で二人の女性スタッフが看護師を目指して勉強に専念するためその二人と会うのはこの日が最後となりました。

 この日までに、他のスタッフたちには小さい紙に二人へのメッセージを書いておいてもらい、色紙にして忘年会の最中に渡しました。また、あるスタッフは、何か手作りのお土産をあげたとのことでした。
後、できるだけ写真も撮っておいたので、来年になれば送るつもりです。

 二人とも、楽しんでくれていたようで、最後は女性スタッフ同士で抱き合ったりもしていました。僕は、飲み会の雰囲気が少し苦手なので、一緒に盛り上がることはできませんでしたが、色紙の用意やカメラなどで楽しんでもらうことは少しはできたかもしれません。

 二人と一緒に仕事をできることはもうないかもしれませんが、立派な看護師になって、それからも僕たちのことを覚えていてもらいたいです。それから、また暇な時があれば顔を出してもらえたらな、とも思っています。
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テーマ: つぶやき -  ジャンル: 福祉・ボランティア
by ブラック・コーヒー  at 20:57 |  イベント |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

餅つきをやりました。

 この日は、デイサービスで餅つきを行いました。昨日のうちに、僕たち男性スタッフは、部屋のいらない物を別の部屋に異動させ、近くの施設から借りてきた薄などを用意して、女性スタッフはもち米を洗っておきました。

 餅つきが始まり、まずはスタッフがもちをつくと、声も上がって盛り上がってきました。それから順番に利用者さんたちにも餅をついてもらいました。普段は力のなさそうな人や、あまりしゃべらない人も気合が入っている感じでした。

 また、つくのが無理だという人は、つき終わった餅を細かく丸めていただきました。エプロンを持参する人や、雪だるまのような形を作る人など、見せ場ができているような感じです。

 こういった昔からの文化によるイベントは多くの人が盛り上がってくれます。また、スタッフには韓国から来られて、まだ日本語があまり上手でない人もいます。その人も力いっぱい餅をついてくれました。また、こういったイベントなどで交流の場が作れるといいです。
by ブラック・コーヒー  at 23:48 |  イベント |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

運動会でした。

 27日は、以前から何度か書いていた運動会の日でした。

 利用者さんたちが、来館されてくると、決めておいたグループに分かれていただいて、それぞれの色のはちまきを巻いてもらいました。僕は赤組でした。(赤、青、黄、白の4チームです)

 まずは、普段あまり前に出ることのない、10代のスタッフ二人に司会のあいさつをしてもらい、次に、派遣社員の二人にラジオ体操を仕切ってもらいました。

 それから、午前のうちに3つの競技を行いました。一つは、はちまきを1度外して、各組で順番にAさんの頭にBさんが、次にBさんの頭にCさんがはちまきを巻いていく、といったものです。

 次は、スプーンにソフトテニスボールを乗せて、1度も落とさずにメンバー全員に回していくというものです。このあたりになると、そこそこ盛り上がってきました。

 次は、伝言ゲームです。僕のチームは、最初の人に「猫」の絵が渡されて、順番に耳を貸して、「猫」と伝えていきます。それがいつの間にか、「ここ」、とか「べこ」とかになっていて、最後には「ベーコン」にまでなっていました。正解を発表した時、「かわいいはずが、いつの間にかおいしいものに変わっていましたね。」と言ってみました。

 午前の部が終わり、今のところは2位です。その後は昼食です、いつもどおりに僕は、皆さんと口腔体操を行い、それが終わり、昼食が配られると、休憩に入りました。

 休憩が終わり、午後の部が始まる前に、スタッフの隠し芸が始まりました。あるスタッフは見よう見まねの太極拳、あるスタッフはダンス、あるスタッフは歌を披露してくれました。次は僕の出番です。僕は、ビーチボールを使ってサッカーのテクニックを行いました。

 僕の正面にボールを転がしてもらい、それを僕は、軽く浮かせて、次に浮いたボールをヒール(かかと)で蹴って、自分の頭を越して、落ちてきたボールをトラップ(止める)といったものです。何とかうまくいきました。

 その後は、大玉転がし、玉入れ、積み木などを行いました。それぞれの競技でやる気満々の人もいれば、これは自分には無理、といった人もいました。

 最後は、パン食い競争です。ぶら下げた袋入りの小型パンを噛んで取るというものです。これをおやつにすることになりました。

 これらが終わり、あとは結果発表です。赤組は、同時3位でしたが、最後にじゃんけんで負けてしまい、4位で終わってしまいました。
 
 その後は、手作りのメダル(円型に切った段ボールに折り紙を張ったものに毛糸を通したものです)
を配り写真撮影をして、運動会は終了しました。

 やっぱり、本格的すぎなくても、あるいはプロのスポーツ選手のような実力がなくても、こういったものは楽しめるところがあります。そろそろ冬が近づいてきて、より注意も必要になると思いますが、また、いろんな行事もあるので、楽しめるといいなと思います。

 後、先日、コメントをいただいた方へ。僕はブログについてはあまり詳しくないので、今日の記事の中にこういったことを書かせてもらいます。
 こんな僕のブログを見に来ていただいてうれしく思います。介護の仕事はやはり大変だろうと思います。無理はしないでくださいね。これは、僕が母によく言う言葉ですが、「頑張る」と「無理をする」は意味が違いますからね。
テーマ: 介護の仕事日記 -  ジャンル: 福祉・ボランティア
by ブラック・コーヒー  at 00:28 |  イベント |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

今日は別の施設で祭り

 今日は、別の施設にいき、イベントに参加しました。

 内容は、まず、そこで、茶道の先生たちにお茶と和菓子を頂き、昼食にカレーを食べて、市会議員の人の話を聞き、あとはその施設のほか、近所の施設に通っている人たちなどが、練習してきたものを見せてくれました。

 最初は、小学生か中学生くらいの5人の女の子たちが、袴姿で登場し、和楽器を演奏してくれました。なんだか素敵だな、とも思えました。

 次は、僕の施設の女性スタッフ4人が、沖縄の踊りを踊りました。頭に紫色の布を巻いて、太鼓をたたきながら出した。僕は不参加でしたが、みなさん頑張って練習していました。

 次は、50代くらいの三人の女性が扇を持ちながら、日本舞踊を見せてくれました。これには、さすがに高齢者の人たちは喜んでいたようですし、僕も珍しくこういったものを見せてもらい新鮮でした。

 次は、50,60代くらいの女性が7,8人ほど出てきて、「千の風になって」を歌ってくれました。秋山さんが歌う声とは違った雰囲気が流れていました。

 この調子でイベントは進み、最後はビンゴゲームです。次々と番号が言われていきますが、ある男性利用者さんは、自分の番号が一つ出ただけで「はい!!」とまるでもうビンゴが出たかのような反応を何度もされていました。

 また、特賞の自転車が当たった利用者さんがいましたが、その人は自転車には乗れないため、次に当選した男の子に譲ることになりました。その利用者さんは、当たった時は顔がゆるんでいましたが、乗れないとはいえ、他の人に譲ることになって、何度も「おれの…おれの…」とつぶやいていたそうです。

 半分本気な場面ですが、もう半分はお笑いのような場面でもありました。

 こうしてビンゴも終わり、送迎も終わると、そのイベントは終了しました。お祭りなどは準備や片付けが大変ではありますが、普段にはない楽しさがやっぱりあります。時々こういったことは開いていきたいものだと思えました。


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by ブラック・コーヒー  at 21:07 |  イベント |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

利用者さんたちと一泊旅行に行ってきました。

 昨日と、今日で、前にも少し上げていた、一泊旅行に行ってきました。

4日 土曜
 土曜日は、いつもどおりにデイの活動を行い、それから、15時くらいになると荷物などの最終チェックです。予約表、お金、雨具、着替え、他にも忘れ物がないかチェックしていました。今回が、この仕事での旅行の初参加のため、うまくいけるか緊張していました。

 僕の主な役目は、予約先とのやり取り、利用者さんたちから預かったお金の管理、スケジュールを立てる、などがメインです。(もちろん介助も役目です)

 16時を回ったくらいに出発です。はじめは、マイクロバスに乗っている最中にみんなから「退屈です。」とか言われるかもしれないと思い、秋の歌の歌詞カードやビンゴゲームなどを用意していましたが、デイの活動で疲れているのか、みんな静かにして寝ている人もほとんどでした。

 僕は助手席に乗りながら、小中学生のころの遠足や修学旅行を思い出していました。あのころは、先生の指示に従って、わくわくしながら、バスの座席に座って、バスが動き出すのを楽しみにしたりもしていました。

 今では、スケジュールを立てたり、人を誘導したりといった立場です。

 高速を降りて、町に着くと、1週間前に下見に来た時には異例だった彼岸花が枯れてきていました。少し残念です。

旅館到着

 旅館に着くと、他のスタッフが皆さんや荷物を降ろしている間、僕は、フロントに行き、チェックインを済ませ、みんなの部屋の鍵を預かりました。大勢でのこういったことをするのは初めてですが意外と緊張しませんでした。

 それから荷物を部屋に置いてくると、広間へ行き、夕食を食べました。ワカサギの揚げ物などがおいしかったです。はじめは、皆さん、あまり盛り上がらず、食べたり、少しずつ飲んだりしていましたが、少し酔った人が、歌いだすと他の人も曲を入れて歌う人が出てきました。

 ある二人の利用者さんたちが、「銀座の恋の物語」をデュエットしていましたが、男性も女性も関係なく歌い合っています。

 また、普段は無口で無表情な人も、歌が好きなようでみんなの前に出て歌って表情が緩んでいました。(その瞬間はカメラで撮らせてもらいました。)

 夕食も終わると、みんな部屋に戻り、僕は、手足の動かない人(Aさん)と、軽度の認知症の人(Bさん)との三人で部屋に戻りました。二人ともその日は入浴はいらないとのことでした。
 
 まずBさんはリハビリパンツ(おむつのように失禁を防ぐもの。違いは、おむつは広がっている状態から、張り付けていくような感じですが、リハビリパンツは、普通のパンツと同様にはくものです。)をはきかえるとそのまま横になりました。

 次はAさんです。車いすのまま上半身の服を脱衣して、ベッドへ移乗させ、おむつにはきかえ、あとは浴衣を着てもらいました。その後は二人とも、明日に備えて寝るとのことでした。

 僕が、お風呂に入って部屋に戻ると、Aさんが暑がって汗を少しかいていました。少し窓を開け、タオルで汗をふきましたが、Aさんはこの日は暑がり、Bさんはいつも寒がりです。室内が二人ともがちょうどいいくらいの気温になるまで起きておくことにして、大体このくらいだと思い、横になりました。

 けれども、Bさんはいきなり起きて、徘徊する恐れもあるうえに、Aさんは重度の身体障害のため、寝ている態勢を変えたい等があれば、僕がいないと何もできない状態です。そう安心して寝付けませんでした。少し、寝付きそうになっても、なかなか眠れず、ときどきBさんが立ち上がったので、トイレに誘導したりもしました。

 夜中にAさんが、僕を呼んできました。どうしたかと聴くと何度も尿が出て、おむつから漏れて、浴衣まで濡れているとのことです。僕はすぐに、着脱介助を行いました。その人は「僕は、昼とかはあまり、でないけれど、夜にはたくさん出るのが普通で」とおっしゃっていました。

 僕は、普段デイサービスで働いているため、朝から夕方くらいまでのことしかほとんど見たことがありません。その人は、僕が勤め始めた時から、いる人ですが、夜には大量の尿が出るのが普通だとは初めて聞きました。旅行に来たことで今まで知らなかったことの一つが分かったといえます。

 Aさんは何度も、「すいません、迷惑かけますな。」と僕に申し訳なさそうに言っていました。僕は、全然平気ですよ、と言いましたが、こういった時はどういう言葉をかければ人は一番落ち着くのかが気になります。

5日日曜
 それから僕は、6時半前に起きました。外はあいにく雨がパラパラと降っています。自分の準備を整えるとAさん、Bさんのほか他の部屋のメンバーにもそろそろ起きるように声をかけていきました。もう起きている 人もいればパンツ1枚で寝ていてなかなか起きない人もいました。

 皆さんが起きたのを確認すると、僕もAさんBさんを連れて、広間に行き朝食をとりました。

 それも終わると、荷物を部屋から出して、鍵を集めてチェックアウトをすることにしました。ただ、チェックアウトの直前に、家族や近所の人のお土産を買いました。以前、お土産をくれた人や、もうすぐ子供が生まれそうな人もいますので。

旅館出発

 それからチェックアウトを済ませると、マイクロバスに乗って次のところへ向かいました。雨は早朝よりも少し強くなっています。それでも行くことにしました。行き先の場所には、世界遺産を小さくしたようなものがたくさんありました。(例えば、凱旋門は2,3階建も建物くらいの大きさで、自由の女神は普通の人間より少し大きい程度のものでした)

 ある建物の中には、数百体はありそうな人の像がありました。その像の手のひらにライトの光を当ててお化け屋敷みたいにして遊んでいる人もいました。

利用者さんたちが「すごい、すごい」と声を上げていたのは、中国の天安門を見立てたものでした。


CA8DSIK2.jpg

 僕も、雨だからと言って中止せずに見に来てよかったと思いました。

 途中の道で、この季節にカエルがいました。何人かはゴキブリなどを見たような反応をしていましたが、皆さんはカエルは見るのも嫌ですか?僕は平気ですが。

いくつか集合写真などをとり、ある程度見まわすと、お昼にするため、予約してある喫茶に向かいました。そこで、ハンバーグやカレーなどをそれぞれ食べました。結構いい味でした。

施設へ出発

 昼食も終えると、そろそろ帰ることになりました。みなさんの感想は、短い時間のハードスケジュールだったけど楽しかったとのことでした。「夕食の歌が楽しかった。」「すごいもの見て、海外に行ったような気分」といった声も上がっていました。

 相変わらず、雨が降っています。けれどまた、ほとんどの人が寝ているので、サービスエリアなどには寄らずにそのまま施設に向かいました。

 終了
 高速を降りると、ガソリンを満タンにして、施設に着くと、順番に送迎を行い簡単に荷物を片づけると、今日は解散になりました。

 今回は、旅行には初参加で、しかも単に介助だけでなく、いくつかのことをやらせてもらえまして、いい経験にもいい思い出にもなったと思います。僕自身も旅行を楽しませてもらえました。

 明日も仕事ですが、頑張ります。
テーマ: 介護の仕事日記 -  ジャンル: 福祉・ボランティア
by ブラック・コーヒー  at 22:33 |  イベント |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑